マンションの改装が増加

 新年明けましておめでとうございます。ハウスクリーニング神戸 代表の江本です。

 一昨年10月より、従来の工務店、建築業者様向けの建築美装業に加え、一般のご家庭向けのハウスクリーニングサービスを開始させていただきましたが、昨年も多くの皆様よりご依頼を頂く事が出来ました。ありがとうございます。

 

 昨年は、中古のマンションなどの改装に伴う美装作業の依頼が増えた年でもありました。

 従来より、賃貸住宅の退去に伴う空室クリーニングや、水回り(キッチンなど)の入れ替えやクロスの張り替え後の美装作業の依頼を受けることも多かったのですが、最近では分譲マンションの内装を全面改装するケースが増加している印象があります。

 

 特に多いのが、築20年~30年程度経過したマンションの内装を全面的に改装するケースで、内装を全面的に解体し 新たに造作するスケルトンリフォームや、間取りは変更しないものの水回りやクロスの張り替えのみならず、ドアやクローゼットなどの建具やフローリングまで全面的に取り替えたり、和室を洋室に変更する大規模な改装が数多く見られました。

 

 こうした全面改装の際に注意しなければいけないのは、サッシガラスや玄関ドア、バルコニーなどの共有部分は、たとえ住居内であっても勝手に交換することは出来ないということです。(まれにサッシガラスを交換しても良いというマンションがありますが、通常は交換したサッシだけ外観が変わってしまいますので、サッシガラスは交換不可となっています。なお、既存のサッシガラスの内側に内窓(二重窓)を取り付けることは可能です。)

 このため、こうした全面改装の際も、サッシガラスや玄関ドアなどの共有部分についてはクリーニングで対応する形となり、共有部分のクリーニングと改装した内装の工事の汚れを取る美装作業を合わせて施工することになります。

 

 また、共有部分の大規模修繕の際にサッシガラスや玄関ドアを交換する場合もあります。この場合は、カバー工法と言われる既存のサッシ等の枠の上に一回り小さいサッシガラスや玄関ドアを設置する方法が主流です。こうしたサッシガラス交換を含む大規模修繕と内装の全面改装のタイミングが合うと、目に見える部分は全て新品という事実上新築同様のマンションに入居することが可能となります。

 こうしたサッシガラスの交換を含んだ大規模修繕は、築40年程度の年数が経過したマンションで実施されることが多く見られます。

 

 このような中古マンションを購入して全面改装するという方法、新築のマンションを購入するよりも安く済むことが多いようです。特に現在では、バブル期前後に建てられたマンションが30年程度経過して お手頃な価格で販売されていますので、一度ご検討してみてもいいのではないでしょうか。

 

 本日はここまでです。本年もハウスクリーニング神戸をよろしくお願い致します。

 

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